保険でできる歯の治療

むし歯の部分をけずって、穴をきれいにし、材料をつめて元の形に修復する方法。初期のむし歯に行われる。
〔セラミックなどは自費診療〕

むし歯で欠けた部分が大きくなった場合に、欠けた部分の型をとり、金属で鋳造して元の形に修復する方法。
〔金合金や白金加金は自費診療〕

前歯のむし歯の穴が大きくて、充てんやインレーでは回復できない場合に、天然歯に類似した色調の材料で表面を覆う方法。
〔メタルボンド（金属に陶材を焼きつけたもの）やポーセレンなどは自費診療〕

臼歯のむし歯が大きくて、充てんやインレーでは回復できない場合に、金属冠をかぶせる方法。
〔金合金や白金加金は自費診療〕

前歯や小臼歯など外から見える歯がひどい虫歯になった場合、歯冠を削り取り、人工の歯冠を継ぎ足して天然の歯に見えるように元どおりにする方法。

前歯と小臼歯に用いられ、天然の歯に類似した色調をもつ材料で、歯冠部の全表面を覆う方法。
〔ポーセレン、メタルボンドなどは自費診療〕

なくなった歯の両隣の歯を支台として、ダミー（なくなった歯の代わりの歯）と連結して固定装着する方法。
〔金合金や白金加金、メタルボンド・ポーセレン、硬質レジン前装冠（臼歯の場合）は自費診療〕

とりはずしのできる入れ歯。歯が全部ない場合の総義歯と部分的に鉤（クラスプ）をかけて作る局部義歯がある。
〔床やクラスプの部分に特別の金属を使った場合は自費診療になります。ただし、金属床による総義歯は差額だけ負担〕